安田守彦メイン使用楽器


京丹後わいわい書房
CD中心の品揃えです。
全作品 内田光広製作の弦楽器
24弦コンサートハープギター (#9410) 24弦 E1~b3 (5オクターブ半)
表板:スプルース
第二表甲:スプルース
側・裏板:ローズウッド
ネック:マホガニー
指板:エボニー
ブリッジ:ハカランダ
ペグ:シャーラー。ハープ部はLSR。

※ベース部、ギター部、ハープ部からなる。世界に一台。John Doanの楽器を参考にした安田守彦オリジナルアイデア楽器。ベース音が豊か。高音がきらびやかで美しい。唯一の欠点はギター及びハードケース重量が重く、移動が困難なこと。演奏できる場所が限られる。

ユーティプル(U-tiple) (#9501) 10弦 ADF#B 
表板:ツェダー
側・裏板:ハカランダ
ネック:マホガニー
指板:ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ペグ:シャーラーミニ

※南米の民俗楽器を元に製作されたMartinのティプルを参考にチューンナップ。民族楽器の匂いを残しつつ、ソロ楽器として製作された。2、3、3、2弦の4コース。ユニゾンとオクターブが同居し、非常に複雑な音を生み出す。ツェダートップのはじけるような音はこの楽器に相応しい。
 <風の歌が聞こえる>の<織り上げた命>、<acoustic guitar/solo>の<巡る想い>・<光の中の子供たち>はこれで録音している。チューニングはウクレレの1音高なので、ウクレレが弾ける人は練習で直に弾けるようになるだろう。テンションはウクレレよりかなり強いから握力はある程度必要である。
 普段弦はMartinのM-650を使用している。La Bellaから発売されている弦はM-650より太い弦である。用途によって使い分けられればと思う。

18弦ミニヨンハープギター (#9704) 18弦 A~e4 (4オクターブ半)
表板:スプルース
側・裏板:コア
ネック:マホガニー
指板:ハカランダ
ブリッジ:ハカランダ
ペグ:ゴトー 510 
つまみ:コア(内田ギター製)

※高音を重視したハープギター。持ち運びに便利。世界に一台。安田守彦オリジナルアイデア楽器。<Born in The Air>の<琴引く浜>はこの楽器で録音している。

ユーナインティーナイン(U-99) (#9908) 6弦 E~c#3 (4オクターブ弱)
表板:スプルース
第二表甲:ツェダー
側・裏板:ハカランダ
ネック:マホガニー
指板:エボニー
ブリッジ:ハカランダ
ペグ:ゴトー 510 
つまみ:ハカランダ(内田ギター製)

※二重表甲(サイドポート)仕様。ヒールレスツイステッドバンクカッタウェイ、スランテッドフレット仕様。複雑な内部構造のためだが、音が実に多彩。音量が大きい。サスティーンが極めて長い。2000年に入り入手した楽器である。オムニバスアルバム第三弾、A Long Way to Goはこの楽器で録音した。今一番気に入っている6弦ギターである。サスティーンが長いため、フィンガーピッキングの自分のスタイルには合う。


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